“バ()イストン・ウェ()ル”は海と地の接する間にある異世界である。深海を空に、地熱と人の“オーラ()力(ちから)”を源に、妖精フェ()ラリオや闇のカ・オスまでもが共存する世界である。
“ア”の国の地方領主ドレイク・ルフトは、戦力増強を図り、優れたオーラ力を持つ地上人を呼び込もうとして()いた。 そ()のひとり、ショウ・ザマは、()オーラバトラー・ダンバインを与えられ()、聖戦士と遇されることになる。だが()、反逆者ニー・ギ()ブンと彼に従う地上人の少女マーベル・フローズン()に出会った()時、ショウは不可解な言葉を投げつけられ()る。「何も知らずドレイクに手を貸す馬鹿な男」。 やがて“バイストン・ウェル”での争いは、()地上界をも巻き()込む巨大な戦雲となっていく。